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NO.223 「日刊ゲンダイ」誌上で、いつも楽しみにしている、「塩谷育代」プロによる連載コラム「人気女子プロにアプローチ」を読んで、まさに「我が意を得たり!」

10月2日
読了時間: 12分

更新日:5 日前

実は、ほぼ創刊号(1975年)くらいから宅配を頼んでいる「日刊ゲンダイ」誌。ただ、先週はシルバーウィークとやらで家におらず、日曜日に帰京してまとめ読み!そうしたら9月26日付の同誌で、いつも楽しみにしている、「塩谷育代」プロによる連載コラム「人気女子プロにアプローチ」を読んで、まさに「我が意を得たり!」の感興を得ました。

 

2026/10/2 19:08 wrote



 まず、そのタイトルからして、酔狂亭が、この数週間にわたって書いてきた「日米女子ゴルファーの実力差とその改善策」そのものですわ!

 

 だって、見出しが「山下美夢有Vで際立った海外組の「ラフ対応力」 国内女子ツアーに必要な(のは)タフなセッティング」ですよ!

 

 まるで、急に敵陣の中から、こちらの呼びかけに対し、「そうじゃ!そうじゃ!その通りじゃ!」と呼応する強力な助っ人が現れたかのような気分です。

 

 しかも「塩谷」さんは、女子プロゴルフ解説者として、酔狂亭の推し解説者メン「ベストファイブ」の一人(まだブログ内で発表していませんがネ)で、かつ現在六人しかいない、JLPGAゴルフセッターの中でも、確固たる哲学をもった厳しいセッティング(選手たちは、それを密かに“塩セッティング”と呼んでビビる!)で選手を震え上がらせる方の発言ですから、嬉しさもひとしお!

 

 早速、引用させていただきます。

 

 引用元は9月26日「日刊ゲンダイ」(土)B版です。



「山下美夢有Vで際立った海外組の「ラフ対応力」 国内女子ツアーに必要な(のは)タフなセッティング」

 

 今季国内初出場の山下美夢有が優勝した「ソニー日本女子プロ選手権」には海外組11選手が出場し、トップ10に5選手が入りました。


 会場の片山津GC白山Cは国内では一、二を争う難設定になっており、くるぶしまですっぽり埋まる深いラフに苦戦する選手がたくさんいました。


 その点、海外組は米女子ツアーでタフな芝に慣れており、それも好成績の理由といえます。


 山下は72ホール目にティーショットが右ラフにつかまりましたが、確実にフェアウエーにレイアップ。残り88ヤードの3打目をピンそばにつけてパーセーブしてプレーオフに持ち込みました。ラフに入った時は脱出に一番確率のいい番手を選び、なおかつ3打目にピンを狙える好ポジションに運ぶのが鉄則です。ラフにつかまっても崩れない山下のしぶとさが際立ちました。


 深いラフは番手選びさえ間違わなければ難しくありません。むしろグリーン回りのラフのほうがタフだったでしょう。


 1打差3位フィニッシュの桑木志帆は、女子プロ選手権で一番重要なショットにグリーン回りの深いラフ対応を掲げ、ボールを上げる、寄せるアプローチ練習を岩本砂織コーチと念入りに行っていました。


 深いラフはヘッドの入れ方が違います。


 普段通りのスイング軌道では芝の抵抗が強く、きっちりボールにヒットさせるのが難しい。ロフトを開いて、いつもより強くヒールから入れるイメージが必要ですが、それも日ごろから試合で経験していなければ実際に打つことはできません。


 山下の最終日8番パー4のバーディーも素晴らしかった。2打目はグリーン左奥のピンが見えない左足上がりのライ。左サイドの崖下に引っ掛けるリスクがありながら、残り173ヤードを抑えながらライン出し。勇気をもってユーティリティーを振り、ピン右1.5メートルにつけて難易度2番目のホールでバーディーを決め、ショット力の高さがわかります。 

 

 会場は深いラフばかりではなく、砲台グリーンや狭いフェアウェイ、セパレートされた松林の上空を吹く風が読みづらいなどコースマネジメントはやさしくありません。

 

 国内組も難しいライからボールを上げて、止めなければいけない。スキルアップにはラフ対策が大きいけれど、タフなセッティングの試合をもっと増やす必要があると思います。

 

<引用ここまで>

 

 酔狂亭が二週間にわたり、のべ二万字以上を費やして言いたかったことを、ものの見事に1、000字以内でまとめてくれました(泣)

 

 そこで、今日のブログのおまけとして、「塩谷」さんのコースセッティング哲学に触れた酔狂亭のブログがあるので、その部分を再録します。

 

 それはおととし(2024年)のこと、初めて「NEC軽井沢72トーナメント」をリアル観戦した時のブログ「勝ちに不思議の勝ちあり」ってホント?「勝ちに不思議の勝ちなし」なんじゃない?」NO.86 でした。

 

 では早速、その部分を、「塩谷」さんに対する敬意をこめて再録します。

 

「四都・・じゃなかった名牝「四頭」物語〜NEC軽井沢72 2024」〜リアル観戦記〜その1 2024/8/15 19:55 wrote

 

 初めてリアル観戦(二日目の土曜日)した今年の「NEC軽井沢72」は、去年、一昨年開催の同大会に比べて格段に面白い激アツトーナメントでした。

 

 当ブログでは、これまで同大会を「真夏の大凡戦」と酷評してきましたが、その声が届いたのかどうか(どうせ届いていませんがね)、コースセッターの「塩谷育代」さんが(初日降雨サスペンデッドで二日目の選手は大変だったことなど一顧だにせず)三日間とも厳しいセッティングの姿勢を崩さなかったことが結果として今回のエキサイティングな試合を呼び込みました。


 最終日(はテレビ観戦)バックナインで優勝を争った「河本結」「政田夢乃」「堀琴音」「小祝さくら」選手によるデッドヒートは、今季これまでの試合の中でも屈指の名勝負でした(「複数人によるデッドヒート」というトーナメントは今季他に思い浮かびません)が、それをもたらしたのがこの「塩谷」さんによる厳しいピンポジだったと思います。

 

 過去二大会のカットラインが「−2」だったのに対し、今大会のそれは「±0」であったことがそれを裏書きしてくれます。

 

 ということで、今回はこの大会を盛り上げた名牝「四頭物語」・・・・・

 

 これ以上をお読みになりたければ、こちら(⬇︎)のURLからお入りください。

 

 さてさて、ここで急に思い出したのですが、実は酔狂亭と「塩谷」さんとの間には、過去においてそれなりの確執がありました(笑)

 

 もちろん、酔狂亭は、「塩谷」さんとは一面識もありませんし、「塩谷」さんも、酔狂亭のことなど、みじんも知りません。

 

 ただ、酔狂亭が勝手に、「塩谷」さんに異をとなえたり、、反論を試みたりと、(敬意を持ちつつ)、やりとりを「楽しんで」いるだけなんですけどね。

 

 そのことを個人的におさらいしたくなったので、今日(あくまで、酔狂亭の「備忘録」として)、その「確執」を再録します!(興味のない方は、どうぞここで退出してくださいませ!)

 

 というわけで、ここからは、プライベートコーナーです。

 

 最初にこちらを再録しておこう!

 

NO.195 「敬愛する”塩谷育代”さんにあえて反論してみよう!」

 

「塩谷育代さんのコラムに感じた違和感を、“ロリー・マキロイ”選手と“ネリー・コルダ”選手のインタビュー記事が晴らしてくれた日」 2026/5/5 21:24 wrote

 

 「日刊ゲンダイ」紙上で隔週掲載される「塩谷育代」プロのコラム「人気女子プロにアプローチ」は、何より選手への愛情を基本とした上で、時に選手に苦言を呈し、ときに選手に助言や励ましをくれるので、いつも愛読しています。

 

 しかし今年3月29日に掲載された記事内容には違和感があり、「このモヤモヤ感はいったい何なんだろう?」と思ったまま、しかし深く考えることもなく時は過ぎていきました。

 

 しかし、大いなる感動のフィナーレを迎えた「マスターズ2026」の優勝者「ローリー・マキロイ」選手のインタビューと、そして先週終わった「シェブロン選手権」・・今季絶好調の「ネリー・コルダ」選手が、今季初のメジャーを五打差の完全圧勝劇で制覇した後のインタビューや優勝スピーチで二度も語った内容と、その意味をネット記事で知ったときに、はじめて、その違和感がどこからきたのかがわかった気がしました。

 

 まずは、酔狂亭が違和感を覚えたコラム(全文)はこちらです。⬇︎

 

 内容は、その前週に「台湾ホンハイレディス」で初代チャンピオンに輝いた「菅楓華」選手についてのものです。


 その中で「菅」選手について


 「直前の開幕戦「ダイキンオーキッド」では風の強かった三日目に集中できない表情が見て取れ六位に終わりましたが、沖縄での教訓が台湾で生かされたのかもしれません。


 菅といえばコンディションが悪くなると強さを発揮するイメージがあります。初優勝だった昨年の「ミヤギテレビ杯」も強風が吹き荒れ、耐えるゴルフに徹して勝利を引き寄せました。


 耐えるゴルフといってもプレー内容によって違います。ショットがビタビタ寄ってもパターが入らずにスコアを伸ばせないケースや、ショットはバラバラでもアプローチとパターでスコアを落とさないケースもある。いずれもスコアが伸びなくても諦めずに、簡単に崩れないしぶとさを指す言葉だと思います。

 

 菅は台湾で、「コースと向き合うことだけ考えた」と振り返りました。ゴルフは昔からコースとの闘いといわれますが、同じフィールドで戦うライバルのスコアも気になり、容易ではありません。


 気象条件やピン位置のセッティングに対してショットごとに戦略を考える。プランを立てても瞬時に対応できる技術がなければコースと向き合うことはできません。」

 

 と書いており、「菅」選手の偉業を讃えています。

 

 しかし、その後にこう続けます。


 「ただ、今の時代はクラブやボールが進化しており、意図してボールにサイドスピンをかけて風と喧嘩させる必要もなく、吹きあがらないストレートな重い球が有効になっています。パーシモンヘッドと糸巻きボールの場合と違い小細工が必要なく、昔と比べてコース攻略がシンプルになっているのは確かです。


 最近は女子プロから、競う相手との勝負ではなく自身との闘いというコメントをよく聞きます。だからリーディングボードを見ないでプレーする女子プロが多い。自分のベストを尽くしてその結果が優勝でも二位でも素直に受け入れるというメンタルトレーニングが広まっているからでしょう。」

 

 と、ここまではまだギリ分かります。違和感を覚えたのは、この後に続く以下の文章でした。


 ・・・・ここから先をお読みになりたいかたは、こちらのURLからどうぞ!

 

続いては、こちらのブログ・・

 

NO.188  「菅楓華選手の「問題の16番ホール」は、何の「問題もない!」

「菅選手の16番ホールのトリプルボギーについて思うこと」〜何が起こるかわからない“ヤマハレディスオープン葛城2026”の16番ホール 観戦記 〜 敢えて、敬愛する「塩谷郁代」さんの見解に異をとなえよう! 2026/4/9  22:38 wrote

 

 ・・・・・しかし、その「高橋」選手への言祝ぎは次回のブログに譲ることにして、やはり今回は、葛城の悪魔「16番ホール」で「菅」選手が叩いた「トリプルボギー」について。



 この日、二打差四位タイからスタートした「菅」選手は前半から絶好調、15番終了時点(残り三ホール)では、二位の「仲村果乃」選手以下に二打差をつけて、今期二勝目が目前でした。

 

 しかし、難しい葛城の中でも、難度ナンバーワンの16番ホールのティショットでドローがかかり過ぎ、ボールは左の林斜面下まで落ちてしまいます。

 

 ここからの選択は二つありました。一つは無難に右手前後方に打ち出しての消極的ボギー狙い。もう一択は、前方の枝と土手のわずかにあいた空間を狙っての積極的ボギー狙い。

 

 「菅」選手は後者を選び、結果としては、打ち出したボールが土手を超えずにふたたび二打目付近まで降りてきてしまいます。



 そこから、三打目でフェアウェイに戻すものの、四打目をバンカーに入れて、アプローチも寄らずにスリーパットで悪夢のトリプルボギーとなりました。



 試合後のインタビューでの本人のコメントは以下です。


「二打差リードからまさかのトリプルボギー 16番で菅楓華に何が起こった?」


 「右に出すだけの選択はなかった。普通に打てば大丈夫だと思ったけど、ちょっとライが悪かったです」。


 また別のネット記事には次のようにあります。


「菅楓華はV目前で痛恨のトリプルボギー 「これを経験にして、また頑張ります」/国内女子ゴルフ」


 425ヤードと距離が長く、今大会の最難関ホール。


 菅がティイングエリアに上がったとき、前の組がまだプレー中だった。「ちょっと待ち時間があって、嫌な予感はありました」。


 素振りなどをして時間を過ごしたが、ティショットは思った以上にドローがかかり、左林の斜面下まで転がり落ちた。


 「もともと難しいホールですし、力が入っちゃったのかな…」と振り返る。


 この時点では「ボギーでいい」と割り切り、マネジメントを組み立てた。


 二打目は土手と枝の間を抜き、残り100ヤード付近まで運ぼうとしたが、手前の土手に当たってフェアウェイに戻せなかった。


 「ライがちょっと沈んでいたので、PWでも良かったかな」と二打目に悔いを残した。


 この「菅」選手の対応について、U-NEXTでの解説と、本大会のコースセッティングを担当していた「塩谷育代」さんが、「う〜〜〜ん!ここは「菅」さんに、もう少し慎重に対処して欲しかったなぁ・・でも、いつもサクサクテンポよく打つのが「菅」さんの持ち味だから、それは贅沢な望みなのかなぁ・・」と残念そうに話されていました。


 勘違いしないで欲しいのですが、「塩谷」さんは、決して右手前後方に打ち出した方がよかったのに、と言っているのではないのです。


 「菅」選手が、あまりにも(塩谷さんにすれば)早く決断した(決断が早すぎる)ことを咎めているのです。


 実際、「菅」選手の二打目は失敗でしたから塩谷さんの見解は一見正しそうに思えます。


 しかし、「菅」選手本人の試合後述談では、「早い決断」だから失敗したとは微塵も思っておらず、また「右に出すだけの選択肢はハナからなく」、単に「ライがよくなかったから、結果、9番ではなくPWの方が良かったのかも」という番手選びのミスであると話しています。


 そうなんです!番手選びのミスなんて、試合中何度でも起こるミスの一つにすぎません。


 実は、このあと「塩谷」さんは、「昨年の日本女子オープンでも、「菅」さんは二連続で池ポチャしましたよね?そのときも、やはり「もう少し慎重にやればいいのになぁ、と思ったんです」と話しています。

 

 しかし、この日本女子オープンにおける、一度ならず二度までの池ポチャこそ、いつも同じテンポで打つ「菅」選手だから起きたことなのです。

 

 「菅」選手は、最初は池ポチャしたから、二度目は慎重に別の打ち方を選択しようとはしない(普通の選手はそうする)のです。同じ打ち方、同じテンポで打って、ミスならミスの原因を分かった方がよい、そう考えるタイプなのです。

 

 ですから、「塩谷」さんが、今回の16番について、「もう少し時間をかけて慎重に対処したら失敗しなかったかも」と言ったのは、昨年の日本女子オープンにおける「菅」さんのプレースタイルに対する、あくまで、自分(塩谷さん)の「こうすればもっといいのに」という、理想のプレースタイルに対する思い込みによるバイアスがもたらした意見だと思います。

 

・・・・ここから先をお読みになりたい方は、こちらのURLからお入りください!


 
 
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