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NO.219 「せやねん!スランプは見守るのが鉄則やねん! by 宮里藍さん そのⅠ」

9月28日
読了時間: 10分

更新日:4 日前

「桑木選手の“ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン”優勝もさることながら、同週開催のLPGAツアー“ウォールマートNWアーカンソー選手権”で、みごと長期スランプを脱し、完全優勝を飾った「ユナパン」、そして同じく長期スランプを乗り越えステップアップツアーで優勝を飾った「吉本ひかる」選手の復活を言祝ごうではないか!」 そのⅠ


2026/9/28 23:41 wrote



 そりゃぁもちろん国内ツアーの「ミヤギテレビ杯」は動画で見ておりましたよ。

 

 でもね、いきなりアメリカから飛び込んできた、「“西村優菜”選手、初日8アンダーで単独トップ」のニュースに接した時は、思わず「ほんまかいな?」と半信半疑状態!

 

 それからというもの、半信半疑状態そのまま、U-NEXT動画配信はすっかり夜中のLPGAライブ中継に照準。

 

 すると彼女は、二日目も勢いを落とすことなく、またもや8アンダーでトータル「−16」で二位に五打差で首位を堅持するではありませんか!

 

 こうなれば、もう声を涸らしてユナパンを応援するしかありません!

 

 しかし迎えた最終日、前半を二バーディ二ボギーのイーブンで終えると、まさかの同胞「岩井明愛」選手の猛追を受けて、一時はトップの座を明け渡してしまいます。


 それでも、「逆にそれを知ってギヤが一段上がった」(と試合後のインやビューで語った)彼女は、後半に入るとバーディを量産・・・なんと14番(パー5)ではイーグルを記録、後半だけで五アンダーを奪うとコースレコードタイで圧勝!

 

 解説を担当していた「茂木宏美」さんが、この日の「西村」選手の最高のショットは、(たくさんあるけど)やはり14番のセカンドショットでしょう!と話していました。



 当方ももちろん異論はありません。

 

 しかし酔狂亭は、あえて18番パー5のセカンドを上げたくなります。

 

 というのは、彼女はこの時点で、すでに二位の岩井選手に四打差をつけていました。

 

 このホールは全長470ヤードですが、グリーンまでは打ち上げていかねばならず実質500ヤード以上の難関ホール、しかもグリーン手前には大きな池が待ち構えています。



 距離が出ない「西村」選手にとってこれはきつい!二位と四打差もあれば当然にレイアップの選択もあり得ましたが、彼女は果敢にツーオンにチャレンジ!すると渾身のセカンドから放たれたボールは見事にグリーンをキャッチ!ここをバーディとし、めでたくコースレコードタイでの優勝となったのです。


 二日目終了後「明日も自分にブレーキをかけることなく、攻めて行きたい」と語っていましたが、勝利がほぼ確定してもなおその姿勢を崩さなかったのは、本当に素晴らしかった!感動した!

 

 あらためて、米ツアー参加四年目、しかもここ二年間は明らかにスランプに陥りながらも気持ちを切らさず(いや、おそらくズタズタに切らしながらも)、見事な復活優勝を飾ったことに対し、大拍手!大パチパチ!

 

 本当におめでとう!

 

 思えば今年初めて「西村」選手に触れたブログは、「“宮里藍サントリーレディスオープン” “ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース” “レジェンズチャンピオンシップ明治安田生命カップ” そして海の向こうでは“ダウ選手権”」 四トーナメント観戦記 (NO.203)2026/6/15 23:25 wrote

でのことでした。

 

 

 このブログでは、同時期に開催された四つの試合それぞれに酔狂亭の推しメンがいたため、どれについて書こうかと迷った挙句、LPGA唯一のフォーマット「ペアマッチ選手権」で、優勝こそならなかったものの、それまで不調に喘いでいた「シブコ」と「西村優菜」選手が、それぞれ「勝つみなみ」選手と「古江彩佳」選手とペアを組んで見事仲良く五位タイになったことを言祝ぎました。

 

 まずは、そのブログから「西村優菜」選手に触れた部分を再録しましょう。


 「・・・・・・・そしてLPGA唯一のペアマッチフォーマットの「ダウ選手権」では、「HinaMina」(「渋野日向子」&「勝みなみ」ペア)と「Minis」(「古江彩佳」&「西村優菜」ペア)が、その推しメン達でした。

 

 とくに、このところLPGAツアーで絶不調が続く「渋野日向子」選手と「西村優菜」選手が、高額CMEポイント(72.5ポイント)を獲得したことがなにより嬉しい!


 これにより、「渋野」選手のポイントランキングは109位から84位に、「西村」選手は131位から95位へと急上昇!シード権獲得は80位以内ですから、二人とも来期のシード入りが見えてきました!


 「渋野」選手は、前週の「全米女子オープン」で十七位タイフィニッシュと相変わらずのメジャー強者ぶりを発揮し調子は確実に上向きつつありましたが、このところの「西村」選手は“どん底”と言ってもおかしくないほどの大スランプに喘いでいましたから、この高ポイント獲得は、同選手を元気づけるのに、これ以上のものはない最高・最強のカンフル剤となりました!


 また、「HinaMina」の結成誕が、今季も開幕から不調に苦しむ「渋野」を見かねた「勝みなみ」が「今年もコンビを組もうぜ!バディ!」と「シブコ」に声をかけ、「シブコ」が「今年もあまり調子よくない私を誘ってくれてホンマありがとな!かっちゃん!」であったのに対し、「Minis」は、明らかにスランプ状態にある「西村」選手の方から「ダメもと」で「エッティ!今年もあまり調子よくない私だけど、ペア組んでくれへん?」と声をかけたところ、「Why not? 喜んで!バディ!」と親友「古江彩佳」が応えて誕生したのが「Minis」!


 ということは、「西村」選手は、ジュニア時代から切磋琢磨してきた同期同級生(とはいえ、いまやメジャーチャンプとなり、その実績にあまりに大きな差がついた親友でありライバルである)「古江彩佳」選手に自ら勇気を振るって声をかけたことにより高額CMEポイントをもぎ取ったわけですから、「勝」選手に引っ張り上げられた「渋野」選手以上に、今回の「西村」選手の好成績は積極的な価値があります。


 また「古江」選手も、メジャーを取った昨年に比べ今年度はそれほどの成績を残せていませんでしたから、しばらくぶりの親友との楽しいペアマッチ(プレー中はずーっと関西弁で“どーでもええ話”をして、終始笑顔だったそうです)を好成績で戦い終えたことにより、心身ともにリフレッシュでき、次戦以降の戦いにも自信を得たように見えました。


 とくに最終日最終18番ホール、さきにバーディを奪った同組の「岩井ツィンズ」のガッツポーズに、「あんたらには絶対負けへんで!」とばかりにバーディを入れ返した後のガッツポーズ返しは、めったに感情をおもてに出さない「古江」選手のそれだけにびっくらポン!(by くら寿司)



 <ここから先はしばらく「シブコ」に関する文章が続くので省略>


 さて、当ブログをお読みの方は、スランプに陥っている選手に対する酔狂亭の眼差しが「スランプは見守るのが鉄則」(by 宮里藍)であることを、とっくにご存知のことだと思います。


 とはいえ、不調に喘ぐ選手のプレイを見ることほど辛いものもありません。なにかしら言いたくなる、励ましたくなる気持ちを抑えるのにも一苦労します。


 そこで、酔狂亭が、コメントを我慢している、現在明らかに不調である選手をここでおさらいしておきましょう!


 それは以下の四選手です。

「渋野日向子」

「西村優菜」

「笹生優花」

「稲見萌寧」


 他に、故障からのスランプに苦しんでいるのが、「植竹希望」選手。


 この五選手のうち、今日ここまで見てきた通り、やっとここで「渋野」「西村」の二人が復活の狼煙を上げましたが、もちろん来週以降、この二人の調子が、元の木阿弥に戻ることだってありえます。(実は昨年も、「渋野」選手は、「ダウ選手権」以後、ほとんどの試合で予選通過できず、結局Qテスト受験に向かわざるをえなかったのですから)


 さて、今週は、来週開催されるLPGAメジャー第三弾「全米女子プロ選手権」の前哨戦である「マイヤー選手権」が開催されますが、上記スランプ選手の「渋野」「西村」「笹生」の三選手が出場しますので、鉄則通り「スランプは黙って見守り」「スランプからの脱却」を祈りつつ、大いなる期待をもって、静かに応援いたしましょう!

 

 このブログを書いてから三か月半が経過していましたが、先に書いてある、以下の不安はそのまま的中していました。


 「やっとここで「渋野」「西村」の二人が復活の狼煙を上げましたが、もちろん来週以降、この二人の調子が、元の木阿弥に戻ることだってありえます。(実は昨年も、「渋野」選手は、「ダウ選手権」以後、ほとんどの試合で予選通過できず、結局Qテスト受験に向かわざるをえなかったのですから)」


 あとでもう一つのブログを再録しますが、そのタイトルにある通り、酔狂亭は、「女子ゴルフの醍醐味はスランプに陥った選手の復活劇を見ることにあり!」と思っている輩なので、その後ふたたび不調に沈んだ「西村」選手のことがずーっと気になっていたのです。

 

 また彼女はこの一か月ほど、日本のトーナメントにもスポット参戦していましたが、思うような成績も残せず、話題にも登りませんでした。

 

 そこへ振って沸いたような「西村優菜選手、初日ベストスコアでトップ!」のニュースが飛び込んできたのですから、応援せずにはいられなかった、というより、にわかには信じられなかったというわけです。

 

 でも本当でした!しかしこのあまりに急激な復活劇の理由が何だったのかは、ほんとのところよくわかりません。

 

 ただ、こんなネット記事がありました。一部を引用します。


<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇27日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>


「・・・・・そして、西村が『20』の数字が入ったトロフィーを掲げた。


西村は8歳(2009年)の時に「サントリーレディス」を観戦。宮里のプレーに衝撃を受け、憧れの存在に。


『あい☆ちん』とプリントされたオウンネームボールを大事にしてきた。「言葉にできないくらいスペシャル。藍さんが勝っている大会だからこそ、勝ちたいという気持ちがあったのでうれしい。藍さんに早く報告したいです」。


続けて、「実は、自分の成績が出てから言わないと失礼だと思って言わなかったんですけど…」と明かす。

 

「去年の夏くらいに、藍さんと(諸見里)しのぶさんに話を聞いてもらいました。

 

メンタルで悩んでいた時でした。3年間勝てなかったシーズンがあって、どういう気持ちでやっていたのかをけっこう聞きました。しのぶさんもいろいろと話を聞いてくれて。

 

そこから一つひとつに集中する、みたいなことをやり始めたので、それが全部つながってくれたのかなと思います」。


 とはいえこの記事によれば、彼女が憧れの「宮里藍」さんに悩みを打ち明けたのは昨年(2025年)のことですし、ひょっとすると、この短い日本滞在中、コーチである「中島敏雅」コーチの下でスィングチェックができたのかも知れませんが、いまも同コーチに師事しているのかどうかは定かではありません。


 とにかく、それまで約二年間、まったく上昇気配を見せない選手が、いきなり(三日間試合とは言え)完全優勝を果たす、なんて見たことがありません!

 

 これからネット上に、徐々にその理由がより明らかになるのでしょうが、ま、それはそれ!

 

 とにかく、2023年、盟友である「古江彩佳」を追って渡米するも、2025年には早くもスランプになりシード権喪失、2026年も苦しみ悩み続け、心身ともにボロボロだった彼女が、理由は何であれ(おそらく、いろんな努力のあれやこれが急に奇跡的に一つに結びついて)ついにLPGAでの初優勝を飾ったのは事実。

 

 いまはその事実だけで十二分でしょう!

 

 また、今週はこれまた長らく不調に陥っていた、あの黄金世代で身体の一番ちっちゃな「吉本ひかる」選手(身長「152センチ」

 

 で「西村」選手(150センチ)とほぼ同じ)が、ステップアップツアーで優勝しました。こちらも、「西村」選手と同じく「中島敏雅」コーチのもとで復調を目指してきましたが、今回涙の復活優勝となりました。



 ところで、酔狂亭は、ことスランプについては、これまで何度もブログで取り上げてきました。

 

 そして、当ブログの「スランプ」についての鉄板フレーズは「スランプは見守るのが鉄則」であることをご存知の方が多いと思いますが、この言葉の発言者こそが、「西村」選手憧れの「宮里藍」さんなのです。

 

 実は、みなさんはとうにお忘れでしょうが、「宮里藍」選手は、米国で優勝するまでに五年もかかった「元祖LPGA日本人スランプ女王」そのひとです。

 

 その「宮里藍」選手が最後に優勝したのが、この「ウォールマートNWアーカンソー選手権」ですから、二人のあいだに、なんだか目には見えない“スランプが結んだ不思議な縁”を感じてしまいます。

 

 そこで、最後に「スランプ」について書いている数ある過去ブログの中から、一つを選んで再録(抄録)します。

 

 ・・・と書いてはみたものの、ここまでですでに5、100字超えの表示が!

 

 抄録とはいえ、再録ブログの文字数は3、000字を超えるので、合わせると8、000字になる!やっぱり次回にしよう。


 

 
 
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