NO.215 「メイメイの夢 叶えたろか! その I」
- abeohji
- 2 時間前
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「今季、これまでで最も嬉しい優勝!~宮崎日章学園のラストピースが見事に嵌まりました!」~「ゴルフ5レディスオープン2026」 観戦記 その1
2026/9/7 22:49 wrote

ラストコーナーを周り直線に向かった途端、各馬一斉に激しく手綱が動き出し、「超」のつく伸ばし合いとなった最終日。
激戦を制したのは、最終組の重圧にも負けず、初手から飛ばしに飛ばしてバーディを量産するも、最終盤で「いつも通り」に大コケしてプレーオフに持ち込まれる「お茶目」な「福田萌維」選手でした。
解説者は「初めての最終日・最終組ですから、さぞかし「福田」選手もプレッシャーを感じていることでしょう」と話していましたが、実は彼女、確かにレギュラーツアーでは初めてでしたが、過去二回、ステップアップツアーで最終日最終組を経験しています。
酔狂亭が昨年十月、初めて四千以上の文字数を費やして「福田」選手についてのブログをアップしたのが、まさにこの最初の最終日最終組で回った「サロンパスレディスカップ2025のプレーオフ」に関するものでした。(あとで全文再録します)
このとき最終組で回っていた「福田」選手は、17番ホールまで二位以下に二打差をつけ安定したプレーを展開していたのですが、その最終ホールでまさかの池ポチャ!
前を回っていた「大久保柚月」選手に追いつかれプレーオフに持ち込まれ、見事な負けっぷりを披露してくれました!
しかしこれでへこたれるような「福田」選手ではありません!
なんせ、宮崎日章学園で春高(緑の甲子園)二連覇、国体でも優勝した主力メンバーの一人でっせ。並大抵のことで挫けるわけがありません。
この屈辱の敗戦から一年も経っていない今年六月、同じくステップアップツアーの「ルートインカップ2026カップ」を最終日最終組で回りますが、またもやバックナインの14番で「いつも通り」に痛恨のボギー!ここはバウンスバックを果たしますが、またもや(しかもアマチュア選手に)追いつかれてプレーオフに持ち込まれます。
しかし、前年度の最終日の失敗を糧に精神的に大きく成長していた「福田」選手は、プレーオフ一ホール目でバーディを奪い、見事に雪辱を果たしていたのです。

戦いが終わった後、この試合を彼女は以下のように振り返っています(JLPGAのニュースより)。https://www.lpga.or.jp/news/info/81979
前半で3バーディー、ノーボギーのラウンド。
しかし、楽な優勝などあるわけがない。
後半、14番でボギーを叩き、しかもアマチュアの今西さくらが猛追してきた。
「追われる展開は、本当に苦しい。でも、今年は目の前のワンプレーに集中すれば、結果はついてくる」と、自身の信念はゆらぐことはなかった。
その上で、「シーズン途中で技術が大きく変わるものではありません。もし、変わるとすれば気持ちでしょう。だから、結果を求めずワンプレーに徹底する、を実践。おかげさまで心が強くなったと思います」。
15番、見事なバウンスバックを決めた。これも大きい。「きょうのプレーはボギーを含めて18ホール、いいプレーができて、とても落ち着いていた。気持ちが9割のゴルフ。だから、プレーオフだけは勝ちにこだわりました」と振り返る。
今大会でも17番でよもやのダボを叩いた「福田」選手でしたが、彼女にとってこんなチョンボはフツーのこと!もはや「よもや」ですらない、「日常茶めし」の慣れっこ(?)な風景です。
対照的に昨年「資生堂・JALレディスオープン2025」のプレーオフで「永峰」選手に敗れ、今年度、いくども優勝争いに食い込むも惜しいところで競り負けている「木戸愛」選手は、やはり重圧のせいなのか、プレーオフに入ると三回ともティショットが安定せず、逆に表情を変えず淡々と、しかもドライバーを握りしめ、曲がりを気にせず最後まで振り抜く「福田」選手の迫力の前に屈しました。
なお、このプレーオフにおいて、「木戸」選手が、最初の二ホールのテイショットで三番ウッドを使い、ティが30ヤード前に出された三ホール目でドライバーを手にしたことを咎める外野がいますが、彼女は本戦でもスプーンでティショットしていましたから、これはあらかじめ構想されていた彼女のコースマネジメントそのものであり、なにも消極的だったわけではありません。
全ホール、「木戸」選手は緻密なマネジメントを組み立て、その構想通りにプレーしたからこそ、あれほど「福田」選手を追い詰め、結果、ただ一人だけプレーオフに進出できたのです。
「木戸」選手は、きっとこれからも自らのマネジメントを貫き通し、いつの日か、全女子ゴルフファンの涙をふりしぼる感動的な優勝を飾ってくれるはず!
だから・・「泣くな、めぐみよ!明日があるさ!」(ま、「木戸」選手は泣いてはいませんけどね)
ところで、「福田」選手の出身高「日章学園」は宮崎県ですが、出身地は和歌山県です。
小学校時代は野球少女だったそうですが、中学に入るとゴルフに夢中になりプロを目指しますが、高校進学を決めるにあたり、ゴルフ環境の整っている「宮崎日章学園」にゴルフ留学しました。
ここで彼女は運命の出会いをします。
それが、女子ゴルフ部主将の「菅楓華」選手と、絶対的エース「荒木優奈」選手との邂逅。
「いまの私があるのは、間違いなくこの二人との出会いがあるから」と公言する彼女。
とくに「菅」選手には、そのゴルフ力もさることながら、人格にも惚れ込んでおり、「目標とする選手はだれですか?」と聞かれると、(普通なら、「ネリー・コルダ」選手とか「宮里藍」さんとかこたえそうなところを)、躊躇なく「菅楓華さんです!」とこたえるほど。
「福田」選手のプレースタイルや歩行スタイルが、ドライバーからパッティングまで構えたら迷うことなくサッサと打ち、非常にリズミカルであるのも、尊敬する「菅」キャプテンの「みんな!プレイファーストを心がけて!」の薫陶の賜物でしょう!(そう言えば「荒木」選手のプレーも早い!)
また、先述の今年六月開催の「ルートインカップ2026」は、実は同時期開催のレギュラーツアー「サントリー女子オープン」のウェイティングでの出場の可能性もありましたがこれを回避、確実に出場できる「ルートインカップ」を選択し、見事に初優勝をものにしています。
さきほどのJLPGAのニュースの後半にはこうあります。
実は開幕前、二者択一の選択を迫られた。宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントのウェイティング、そして今大会の出場か-を。
前2週のJLPGAツアーでは連続トップ10入りを果たしており、調子はいい。熟慮を重ねた。とはいえ、確実に試合へ出場できる今大会を選んだ。
「去年も出場して、コースとの相性の良さを感じた。ステップで学ぶこともすごく多い」。結果は吉である。しかも、18日は20歳の誕生日。「一生の思い出になります。特別な優勝です」と、満面に笑みをたたえた。進化だけではない。真価もみせた一日になった。
上記にある「ステップで学ぶこともすごく多い」・・・これが昨年の「サロンパスカップ」での、あまりも苦い屈辱からの学びを指していることは間違いありません。
そう考えると、「福田」選手は自らの意思で「宮崎日章学園」を選び、一人ならまだしも、同時代のエース格二人と「運命的に」出会い、また自らの意思でウェイティングではなく、自分を成長させてくれる「ステップアップツアー」を選んで、これまたプレーオフで優勝をもぎ取り、「運命的に」前年度の雪辱を果たしていることから、彼女が幸運の女神の前髪を掴んで絶対に離さない強い握力と意思の持ち主であることがわかります。
とは言え、まだまだスタッツ上では、「福田」選手は、「菅」「荒木」両雄の足元にも及びませんが、彼女が、先輩二人が卒業するにあたり、三人で話したときの彼女の夢
「いつか三人でプレーオフしたい!最後に写真を撮りたい!」という夢は、もはや夢ではなく、近い将来必ず叶うことでしょう!
いやいや、早ければ今季中にも実現するかも!

メイメイ!本当におめでとうございます!
それでは彼女のレギュラーツアー初優勝を言祝ぎ、昨年、見事な負けっぷりを見せつけてくれた「サロンパスカップ2025」についてのブログを完全再録しましょう!
・・・と、思ったのですが、すでにここまでで3、500字超え!
再録は次回としましょう。

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